「ひととき」

 現実からの逃避
 オープンカフェに陣取って、半分残った珈琲を見つめる
 アイボリーの無地カップ
 飲むでもなく、席を立つでもない

 暫し
 回りの喧噪から意識を離し、切り取られた空間に身を委ねる
 
 目を閉じれば
 貴方が…、優しく微笑む

著作;紫草


これまた随分前にいただいた物。
ようやくご披露できて良かった。
紫草さんのHP「孤悲物語り」

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